フィナステリドのプラセボ実験

フィナステリドは薄毛治療であるAGA治療にも使用される薬剤で、基本的に男性を対象に処方される薬です。いわゆる毛はえ薬の様に意識している人もいますが、現実的にはそうではありません。確かに効果のある薬ではあるものの、飲んですぐに毛が生えるという効果を持っているわけではないのです。
しかしながら病院に通ってフィナステリドを処方された人の中には一定の割合ですぐに効果が出たと喜ぶ人もいます。個人差があるとは言っても即効性のある薬ではありませんので、一般的にはこの様な反応をプラセボ効果と言います。偽薬効果とも言い、実際に効果のあるもの以外を服用したとしても信じる心が効果を感じさせたり、実際に何らかの成果を出すことがあるのです。
しかしフィナステリドが正式にAGA治療薬として使用されるようになった背景には、このようなプラセボ効果ではない何らかの効果があったということを明確に示しているのです。このプラセボ効果は実際には存在しないはずの薬効が実際の成果として出てくることも広く知られています。これは結構侮れないものであり、思い込みの力は薬の効果を実際に高めるものであるということが分かります。思い込みとは言うものの、プラセボ効果は実際に脳の作用としても確認することができるケースも少なくないと言われています。
そのためフィナステリドもプラセボ効果を追加で受けられるようにしたいものです。この様な方法として、薬を十分に納得して飲むという方法で効果を高めようという考え方が存在しています。自己暗示のようにこの薬は効果があると自分に言い聞かせることで科学的に証明されている効果以上の何かを体感することができるというのは非常に面白いものであると言えます。
実際のフィナステリドを含むプロペシアという治療薬には、プラセボ効果よりも体に明白に現れる副作用の症状があります。腹痛や下痢といった消化器系に症状が見られ、また、プロペシアは胃の不快感が副作用に挙げられるでしょう。服用する際は、効果を期待することよりも体に現れる副作用の症状を理解することが大切で、使用には注意が必要です。